演歌歌手になるには演歌を扱う音楽事務所に所属する必要がありますが、そのきっかけとなりうる方法がカラオケ大会で有名になることです。
ここでいうカラオケ大会とは、町内会のお祭りのイベントとして開催されているものではなく、放送局や音楽事務所が主催する大会のことを指します。
放送局や音楽事務所が開催するカラオケの大会には、自薦・他薦問わず全国から演歌を歌うのがうまい人が集まってきます。
そのため、本選への出場者を決めるために予選を何度か実施することが多いです。
演歌歌手になるには、まずこの予選を勝ち抜かなければなりません。
勝ち抜きの難易度は、プロの演歌歌手としてデビューした者が多く出た大会ほど高い傾向にあります。
本選の審査形式は各大会で異なりますが、ホールやスタジオなどといったお客さんが入った場所で歌うことになる点は、多くの大会で共通しています。
プロデビュー後はいろんな場所で歌うことになるため、緊張や不安などからくるプレッシャーも克服しなければ、どんなに歌が上手であっても優勝はできません。
演歌歌手になるには、カラオケ大会に参加するのがおすすめです。
実際に演歌歌手として活動している人の中には、のど自慢大会などで次々優勝していたという人も多くいます。
地方ではお祭りの時やイベント時などに開催されていることも多いです。
ではカラオケ大会の情報の探し方はどうすればいいのでしょうか。
その地域に住んでいればわりと情報が入りやすいですが、縁もゆかりもない土地の情報は手に入れるのが難しいです。
しかし、最近ではそういったのど自慢大会などの情報は、インターネットで告知されていることが多くあります。
公式サイトに載っていることも多く、インターネットサイトから申し込みを行える場合もあります。
何か分からないことがあれば、電話して聞くこともできます。
演歌歌手になるには、そういった大会にどんどん参加するようにしましょう。
プロの演歌歌手がイベントに招かれていることもあり、演歌業界の関係者の目に留まることもあります。